観光情報
利根川の水運によって、栄えた町

佐原の大祭
佐原は、江戸時代から昭和の初めまで、関東では有名な商業の町でした。
今でも、その町並みが残されています。
佐原を商いの町として発展させたのは、町のほぼ中央を流れる小野川です、この小野川が利根川に結んだことによって、ますます佐原が大きく発展しました。昔は、川が人や物を運ぶ重要な交通機関だったからです。水運によって栄えた特長ある町並みが現在も保存し続け、見る人に当時の繁栄ぶりや生活など、様々な思いを抱かさせてくれます。この歴史的景観が残る町並みとして、文化庁より「重要伝統的建造物群保存地区」に平成8年12月選定されました。(全国43番目、関東地区では1番)
江戸への行き来だけではなく・遠くは諸国へと結んだ交通要所の小野川、その川沿いに各種の問屋や醸造業が建ち並び、香取街道沿いには、鬼瓦を載せた木造の商家や町家、重厚な蔵造りなど江戸時代の様子がしのばれます。

じゃあじゃあ橋
伊能忠敬旧宅前にある橋で、江戸時代に佐原村用水を、小野川の東岸から対岸の水田に送るための大樋でした。300年近く使われ、戦前にコンクリートの橋になってからも橋の下側につけられgた大樋を流れる水が、小野川にあふれ落ちて「ジャージャー」と音を立てるの「じゃあじゃあ橋」と呼ばれています。現在は観光用に、30分ごとに(9:00~17:00)落水させています。

伊能忠敬記念館
香取市佐原イ1722-1
電話:0478-54-1118
伊能忠敬は、50歳を過ぎてから、日本全国を測量して歩き、わが国最初の実測日本地図をつくりあげた人物です。記念館では、忠敬の人生を年代順に追い、その業績の結晶である伊能図をあますことなく紹介します。